割引きのある契約プランに変える
電力会社との契約では、使用する電力量に応じて加算される「従量電灯」というスタンダードなプランを契約しているケースが一般的です。しかし、電気を使用する量が多い時間帯が決まっている場合には、時間帯によって割引のあるプランにすることで電気料金を抑えることができます。
夜遅くまで起きている方は夜~早朝までの時間帯が安いプラン、午前中に家事をすることが多い方は朝の時間帯が安い割引きプランなどがいいでしょう。ただし、対象外の時間帯では割高になる場合が多いので注意が必要です。
アンペア数を下げる
アンペア(A)とは、家庭で使うことができる電力の最大量のことです。電気の使用量に応じて課金される従量電灯の場合、契約するアンペア数を下げれば表のとおり月額料金も下がるので、電気代を抑えることができます。
〈従量電灯の料金単価の例〉
単位 | 単位 | 料金(税込) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 286円00銭 |
15A | 〃 | 429円00銭 | |
20A | 〃 | 572円00銭 | |
30A | 〃 | 858円00銭 | |
40A | 〃 | 1,144円00銭 | |
50A | 〃 | 1,430円00銭 | |
60A | 〃 | 1,716円00銭 |
スクロールできます
例えば、これまで50Aで契約していた場合に、30Aに変更すると、基本料金だけでも、月々572円、年間6,864円の節約になります。
しかし、契約アンペアを15Aまで減らしてしまうと、6A必要なエアコンと10A必要な電気ケトルを同時に使った際にブレーカーが落ちてしまいます。そのため、利用する電化製品や生活スタイルに合ったアンペア数で契約することが大切です。
電気代の支払方法を見直す
電力会社によっては、電気代の支払方法を口座振替にすることで、割引きを受けられるケースがあります。
また、クレジットカードで支払えば、クレジットカードのポイントが貯まります。還元率が高いカードを使うことで、家計にプラスになるでしょう。
契約する電力会社を見直す
電力自由化によって、多くの電力会社がさまざまなプランを提供するようになっていることから、電力会社を乗り換えるだけで大幅に電気料金を下げられる可能性があります。インターネットや携帯電話と合わせて契約すると、さらに割引きを受けられる場合もあるのでチェックしてみましょう。