給湯にかかる電気代として、電気温水器が挙げられます。電気温水器の電気代を節約するためには、使うお湯の量をできるだけ少なくすることがポイントです。また、設定温度を下げるのも効果的でしょう。
家族の入浴タイミングを空けない
家族が入浴する度に追い焚きをする方も多いのではないでしょうか。しかし、お湯を温め直すときにはたくさんの電力を消費します。お湯が冷めないようできるだけタイミングを空けずに入るなどして、追い焚きや保温機能を極力使わないようにすると、節電につながります。
シャワーを流しっぱなしにしない
シャワーは1分間に12Lのお湯が流れるといわれています。家族4人が4分ずつ使用すると約192Lのお湯を消費し、浴槽にお湯を溜めるのとほとんど同じ量になります。
シャワーを使わないときはこまめにお湯を止めて、無駄なお湯を使わないようにすることで、節水になることはもちろん、電気代の節約にもつながります。
なお、45℃のお湯の使用を1分間短縮することで、水道代を年間約1,140円、ガス代は約2,070円節約できます。
食器を洗うときの水温を下げる
食器を洗うとき、水よりも油汚れをきれいに落とせることからお湯を使う方も多いでしょう。お湯の設定温度を高くすると電気温水器の費用がかさむので、節約するためには設定温度を下げることが大切です。
また、余分なお湯を使わないように、こまめに止めることも大切です。
洗い物をする前に汚れを取っておく
食器についた汚れをあらかじめ落としておくと、お湯を使う量を減らすことができ、節約につながります。特に汚れがこびりついていたり、油汚れがひどかったりするときは、使わなくなった布やキッチンペーパーなどで拭いてから、洗うのがいいでしょう。