季節に合わせて設定温度を調節する
冷蔵庫には温度調節機能があり、夏の暑いときは「強」、冬の寒いときは「弱」というように、気温に合わせて温度を調節すると節電につながります。周囲の温度が22℃の場合、温度調節を「強」から「中」に変えただけで、年間約1,910円の節約になるという結果もあります。
壁から離して設置する
冷蔵庫は壁に近すぎると熱を持ってしまうことから、冷却に余分な電力を消費します。冷蔵庫の上部と両側が壁に接している場合と比較して、片側だけが壁に接している場合では年間約1,400円節約できるそうです。
冷蔵庫は詰めすぎず、冷凍庫は隙間なく入れる
冷蔵庫は食材を詰めこむと冷気の循環が悪くなって余分な電気を使うだけでなく、取り出すのに手間取ってドアを開ける時間が長くなることで冷気が外に逃げてしまいます。できるだけスペースに余裕を持たせて食材を入れましょう。冷蔵庫に食材を半分しか入れていない場合、詰め込んでいる場合と比較して年間約1,360円の節約になります。
しかし冷凍庫の場合は逆です。物を詰めて入れることで保冷効果が高くなり、節電が期待できます。
扉の開閉回数を減らす
冷蔵庫の節電は、庫内温度を上げないことが鉄則です。扉を何度も開け閉めすると、冷気が逃げて庫内の温度が上がってしまいます。できるだけ開閉する回数を減らし、開けている時間を短くしましょう。
なお、冷蔵庫を1回につき10秒しか開けなかった場合、20秒開けた場合と比較して年間約190円が節約できます。